9月9日土曜日第2回目の録音です。今日はカーネル・サンダースのお誕生日ということで、私とケンタッキー・フライド・チキンの関わりについてお話をしたいと思います。ケンタッキー・フライド・チキンといえば、僕が昔マネージャーをさせていただいていたBlu-BiLLioNというバンドのキーボーディストのteruくんが、その昔アルバイトをしていたということで、ケンタッキー・フライド・チキンでの立ち回り方についてのアドバイスはよくよく伺っていたわけです。
ケンタッキーのそれぞれの部位には名前がついておりまして、いわゆる鶏肉らしい鶏肉の形をしたモモの部分なのかな?スネなのかな?足っぽい感じのところ、一番身の少ないけど身が柔らかいところ、あの場所のことはドラムというそうですよ。覚えておくといいです。昔関わりのあったムックのマネージャーだった前ちゃんという男は、ケンタッキーに行くと必ずドラムを頼むというやり方をしていたそうで、今でもそんなことができるのかはわかりませんが、ドラムを入れてくださいっていうとドラムを入れてくれるという時代があったそうです。今もそうだとしたら、すみません。
teruくんから聞いた話によりますと、1年間で一番ケンタッキーが美味しい日は12月26日だそうです。といいますのも、12月24日と25日はケンタッキーきって繁忙期。もちろんクリスマスにはケンタッキーみたいなことは、我々日本人には深く刻まれている文化でございますので、その二日間はしこたまケンタッキーをフライヤーで揚げるそうです。
12月26日にはフライヤーの油を新規一転新しくして、とても新鮮な油で揚げられたケンタッキーを食べることができるということで、12月26日は1年で一番ケンタッキーが美味しい日ということを伺っておりまして、毎年12月26日になると「teruくんがそういえば、ケンタッキーが美味しいのは今日だと言っていたなぁ」と思い出がフィードバックして、ケンタッキーに足を運ぶということが、ここ数年間の僕のルーティンとなっています。
ケンタッキーの僕の幼少期の思い出としましては、僕が北海道出身で円山公園というところのそばだったんです。円山公園には円山動物園という、そこそこ有名な動物園施設と北海道神宮という神社があります。
そこに初詣に行った帰りに円山公園の入口のところにケンタッキー屋さんがあるわけですよ。そこで僕が小学校のときには、お母さんに連れて行ってもらってケンタッキーを食べるというのが毎年のルーティンでしたね。動物園の帰りと初詣の帰りはケンタッキーというのが、僕の本当に楽しみの一つでありました。
僕は妹と2人兄弟なんですが、妹は小学生の頃は偏食でケンタッキーの皮は食べずに中の白い身だけを食べるという癖がありまして、僕につきましても、どちらかというと茶色い皮の部分の方が好きだという嗜好があったので、そこはWin-Winな関係でケンタッキーを頼むと、僕が皮、妹が白い身のところをうまいこと分配して、各々の好みの部分を食べるというような流れが子供の頃の思い出です。
少し僕が成長すると、浅野温子さんという人が出演する、トレンディドラマ、そのドラマの名前自体は今はぱっと思い出すことはできないのですが、すごくスタイルのいい浅野温子さんにも関わらず、ケンタッキーのパーティーバーレルを1人でむしゃむしゃ食べるというくだりがあって、すごくそれがかっこよく感じてしまって、少しお金を稼げるようになった高校生ぐらいになると、パーティーバーレルを頼んで1人で全部食べるというようなことをやるのがおしゃれだというふうに思って、そんなことを何回かした経験がございます。
そんな感じが僕のケンタッキーとの思い出です。もちろん今もですね、ことあるごとにケンタッキーを食べる機会はありまして…
今日のブログはここまでです。お話の続きはラジオでお楽しみください。
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