赤ちゃんを叱りたくないなぁ…。
赤ちゃんの意味不明な行動や、イタズラが目について、ついつい叱ってしまったり、干渉したりしてしまう…。
できれば、𠮟る回数を減らしたり、多干渉な自分とサヨナラしたくないですか?
この記事を読むと、今まで気になっていた赤ちゃんの行動の「どうしてそんなことをやっているのか?」がわかるので、イライラしたり、叱ったりしなくて済むようになります。
モンテッソーリ教育を学んだ、パーソナルトレーナーのモモパパがお届けします。
敏感期とは?
敏感期とは、赤ちゃんが、あるモノゴトに興味関心を持ち、集中して同じことを繰り返す時期のこと。
悪いことをしてやろう
イタズラしてやろう
こんな風に考える赤ちゃんはいません。
大人が「イタズラ」だと感じる、赤ちゃんの行動は敏感期によるもの。
集中して同じことを繰り返しやっている時間に、赤ちゃんの脳は急成長しているんです。
その事実を知れば、
イタズラしているから、やめさせなくちゃ!
ではなく、
成長しているところだから、見守ろう!
と、まったく真逆の反応になりますよね。
敏感期は0~6歳の乳幼児期特有のものなので、この時期にしかない成長のチャンスを逃さないようにしましょう。
ぼくのまわりの敏感期
モモちゃんはお風呂のチェーンが大好き
うちのお風呂の排水口は、ゴム栓になっていて、チェーンが浴槽の側面につながっています。
お風呂に入っているときのモモちゃんは、チェーンをずーっと触っているんです。
ガチャガチャと揺さぶったり、引っ張ったり、飽きずにずーっとやってます。
手の使い方を練習しているんだなぁ
と思いながら、モモちゃんがチェーンをガチャガチャしている時間を見守っています。
ぞうきんの絞り方を知っていますか?
ぞうきんを正しく絞らないと、水がぼたぼた落ちますよね?
ぞうきんの正しい絞り方は、野球のバットを持つように、ぞうきんを両手で縦に持ち、曲げている肘をのばすやり方です。
自転車のハンドルを握るような方法でぞうきんを握ると、効率よく力が入らないことがわかると思います。
集中して、身体の使い方を試行錯誤すると、効率的に運動する方法に気がつくんですよね。
正しい腕立て伏せはできますか?
「腕立て伏せをすると背中が疲れて筋肉痛になる」という声を聞くことがあります。
腕立て伏せで主に使う筋肉は、胸の筋肉と、腕の裏側の筋肉なので、本来であれば、背中が筋肉痛になることはないはずなのです。
脳が身体の使い方を間違って覚えてしまった一例。
このような状態をパーソナルトレーナーは「共縮」と呼びます。
「共縮」とは、縮んで力を入れるべき筋肉と、伸ばして脱力するべき筋肉が、両方とも同時に縮んでしまう現象。
簡単に言うと「力み」のことですね。
- 腕立て伏せをしているときに、背中にも力が入ってしまう
- 走っているときに、ブレーキのための筋肉にも力が入ってしまう
正しく効率的な身体の使い方を覚えると、このような現象を予防することができます。
将来、身体を使うことやスポーツが苦手にならないためには、早い段階で身体の使い方を練習する必要があるんです。
まとめ
赤ちゃんが、同じことを繰り返したり、イタズラっぽい行動をするのは、敏感期のせいだということがわかりました。
敏感期は、赤ちゃんの成長タイムなので、安心して見守って大丈夫なんです。
叱る回数が減りそうです!
ちょっと心配だった謎の行動も原因がわかると一安心ですよね。
これからは、赤ちゃんの集中タイムを邪魔せずに見守っていきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。