子どものヘッドバットで顔面を骨折したことのある親御さんはいらっしゃいますか?
この記事は、子どものヘッドバットでお悩みの親御さんに向けて書いています。悩みを分かち合いましょう!
ぜひ最後までご覧ください。
ヘッドバットとは?
ヘッドバットとは頭突きのことです。以下ウィキペディアから引用します。
頭突き(ずつき)は、自身の頭を相手に叩き込む攻撃である。英語圏ではヘッドバット(Headbutt)と呼ばれている。俗にチョーパンともいう。朝鮮語で同じ意味のパチキも使われることがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E7%AA%81%E3%81%8D
ボクシングや空手はもちろん、総合格闘技においてもヘッドバットは反則技です。なぜなら強力すぎるからです。
パパの寝かしつけナイトルーティン
わが家の寝かしつけ担当はぼくです。
ぼくが理想とする寝かしつけナイトルーティンはこんな感じとなっております。
- ぼくのベッドに横たわりながら一緒に読書をする
- 「そろそろ寝る?」とぼくが問いかける
- 「寝る」と娘が回答する
- 寝冷え防止のスリーパーという脱げない布団のようなものを着せる
- 娘のベビーベッドに移動
- 消灯
- 娘が眠ったら寝室を出る
ところが、7つの行程がスムーズにいくことは、そうそうありません。
「そろそろ寝る?」と問えば「寝ない」と返し、スリーパーを着せようとすれば、大きな泣き声と巧みな体さばきでスルスルと抵抗し、娘が眠ったと思って寝室を出ると、むっくり起きてぼくを呼び戻す。
そんな夜がほとんどなのですが、たまーに娘の変なスイッチが入っちゃう日があるんですよね。どんなスイッチかというとバイオレンススイッチです。
バイオレンスモードに突入した娘は、ぼくの顔面を手でたたいたり、目や口に指に入れてこようとしたりするわけですね。
「痛い!」という僕のリアクションが、娘にとっては面白くてツボに入るらしく満面の笑みでしつこくバイオレンスアタックをしてくるんですよ。
相手が父親だからいいものの、お友達にバイオレンスしちゃうと大変なので、バイオレンスモードの娘には真摯に向き合うように気をつけています。
月曜日は頭突きの日
さて、いよいよ本題です。
1月16日の月曜日の寝かしつけの出来事をお伝えします。
今夜の読書はこの3冊。
- ディズニーの英語 リトル・マーメイド
- ディズニーの英語 くまのプーさん
- 算数なるほど大図鑑
どれも娘のお気に入りです。余談ですが「算数なるほど大図鑑」は、読んでる最中に娘が寝落ちするくらい、いい感じに睡眠導入できる本なのでおすすめです。大人が読んでも楽しいですよ!
さて、3冊の本を用意して、ぼくがベッドでスタンバイしていると、ひょっこりひょっこり娘がやってきます。なんだかテンション高めです。
アリエルよむのー?
その瞬間、ぼくの目から火花が飛び散りました。ぶっちゃけ「これは眼底骨折したかもしれん」と思った次第。そう。娘のヘッドバットが目に炸裂したのです。
新日本プロレスの天山広吉選手じゃあるまいし、愛するパパにダイビング・ヘッドバットをかます娘がどこにいるのか?
アリエルを読んであげたくても、目は開かないし、そもそも痛すぎて読書どころじゃありません。
娘には申し訳ないが、今夜の読書会は中止です。むりやり消灯しておやすみモードに入ります。案の定、娘の
アリエルよむのー?
は連呼されますが、ここは自分が地蔵になったと暗示をかけておやすみモードを続行します。ヘッドバットをすると大好きな読書会が中止されてしまうというデメリットを提示する意味でもがまんがまん。
ぼくの地蔵大作戦は功を奏し、娘の寝息が聞こえ一件落着。
あとがき
幸いなことに、眼底骨折は免れました。
しかし、娘のダイビング・ヘッドバットが鼻にヒットしていたら、骨折していた可能性はかなり高かったと思います。
ん?子どものヘッドバットで悩んでいる親ってぼくだけ?と思ったので、「1歳児の頭突きで骨折」というキーワードでググってみたところ、1歳3か月のお子さんのヘッドバットで鼻の骨にヒビが入った親御さんがいらっしゃったのです。
ぼくの娘は1歳10か月。ヘッドバットしたいお年頃なのかな?
体重10kgの娘がくり出すノーモーションのヘッドバットをかわすのは至難の業ですし、体重からは想像できないほどの攻撃力を秘めています。不可抗力なヘッドバットは仕方ありませんが、「わざと」攻撃してくる場合はしっかり叱ってあげましょう。
読者のみなさんも、お子さんのヘッドバットにはくれぐれもご注意くださいね!