赤ちゃんの泣き声がしんどい…。
育児をしていたら、赤ちゃんが泣きやまなくて辛いと感じてしまうことがありますよね。
深夜だったり、他人がたくさんいる場所だったり、「迷惑をかけているんじゃないか?」と感じてしまうシチュエーションでは、さらに辛いでしょう。
赤ちゃんの泣き声がしんどいと感じている人は、ちょっと楽になります。
赤ちゃんが泣くのは、ママやパパのせいではありません
赤ちゃんの泣き声は不快で当然
大人にとって、赤ちゃんの泣き声は不快です。
赤ちゃんの泣き声は、親への「脅迫」や「SOS」なのですから、不快で当然。
心地よい泣き声だったら、泣き声の役割を果たすことができません。
もしも、地震を知らせる携帯電話のアラート音が心地よいものだったら、急いで対応しなきゃと思えませんよね。
赤ちゃんの泣き声を不快に感じるなんて、心が冷たいのかも…。
こんな風に自分を責めなくても大丈夫です。
赤ちゃんは理由がないのに泣く
赤ちゃんが、明確な原因がないのに泣くのは普通のこと。
オムツを替えて、ミルクをあげて、心当たりのある原因を解決したにもかかわらず、赤ちゃんが泣き続けているのは、ママやパパが嫌いで泣いているのではありません。
パパのこと嫌いなのかな…?
こんな風に卑屈にならなくても大丈夫です。
原因がないのだから、解決できなくて当然ですよね。
赤ちゃんを完璧になぐさめられる親はいない
赤ちゃんが泣くたびに完璧になぐさめられる親はいません。
何をしても泣き止まない…。
そんなときは、ベビーベッドに寝かせるなど、赤ちゃんの安全をしっかり確保したうえで、その場を離れます。
目を閉じて、ゆっくり深呼吸してみてください。
イライラした気持ちが落ち着いて、優しい気持ちで接することができるようになってから、赤ちゃんのところに戻ります。
気持ちが復活しない場合は、他の人に育児を変わってもらって、気分転換しましょう。
赤ちゃんは日々成長している
脳の神経細胞の数は生まれた瞬間が一番多くて、あとは日々減っていくんです。
生まれたときの神経細胞を100%だとすると、3歳までに、約70%の神経細胞を排除します。
これは、どこで生まれるかわからない赤ちゃんが、どんな世界も生きていけるため。
日本に生まれても、アメリカに生まれても、脳が柔軟に対応し、そこで生きていくうえで不要な神経細胞を捨てているんですね。
つまり、赤ちゃんは毎日違う脳になっていると考えることもできるんです。
昨日まではこれで泣くことはなかったのに…。
赤ちゃんの脳について理解すれば、昨日と今日で変化するのは当たり前。
赤ちゃんの変化に嘆くのではなく、赤ちゃんの成長を喜びましょう。
モモパパ家の場合
パパの顔を見て泣く
1人遊びしているモモちゃんと遊ぼうと思って、顔をのぞきこんだら泣き出しました。
顔を見られただけで泣かれるのはショックです。
嫌われるようなことをした覚えはありません…。
赤ちゃんの成長だと理解してがまんがまん。
ママが遠ざかると泣く
モモちゃんは、ママが隣の部屋に行くときに泣くようになりました。
これは大きな成長の証しです。
赤ちゃんが「時間」の概念を理解しはじめるのは、6か月前後。
「見えない=いない」から「見えない=どこかにいった」というように理解が深まった証拠。
成長の証しで泣いているんですね!
娘の成長を喜ぶことにしました。
大人も毎日生まれ変わる
余談ですが、人間関係を良好にするために、人は毎日別人だと思って接するといいという話があります。
- 人との出会い
- 本との出会い
例えば、こんな出会いによって人の考えは変わります。
あの人にあんなことをされたから嫌い!
と、過去の出来事いつまでも引きずるのではなく、人は毎日生まれ変わるものだと考えると、気持ちが楽になるという話です。
昨日は「嫌なことを言うあの人」が、何かの影響で「嫌なことを言わない人」になるかもしれません。
日々成長するのは、赤ちゃんだけじゃないなんて希望がありますよね。
まとめ
赤ちゃんが泣くのは、ママやパパのせいではありません
① 赤ちゃんの泣き声は不快で当然
② 赤ちゃんは理由がないのに泣く
③ 赤ちゃんを完璧になぐさめられる親はいない
④赤ちゃんは日々成長している
赤ちゃんが泣きやまなくて困ったときは、これらのことを思い出すと、気持ちが楽になります。
なんでも完璧にできる親はいません。
赤ちゃんの日々の成長を、ゆったりした気持ちで楽しんでいきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。